キブンテンカの商品にも使われている生地コットン(綿)についてご紹介します。
綿100%とかコットン100%と聞いても、分かったような、わからないような…それっていいものなの?と漠然としてしまいますよね。今日はそんな疑問をスッキリさせましょう。
🔸コットン(綿)の原料
コットン(綿)の原料は、アオイ目アオイ科ワタ属に属する植物「ワタ」の種子からとれる天然素材です。私も一度コットンのタネをもらい、コットンを育てたことがあります。育てたわたを少し捻りながら引っ張ると一本の糸になるんです。自然のものから糸ができる過程を目にして、とても衝撃でした。
🔸コットン生地の特徴とメリット
-冬は暖かく夏は涼しい
コットン(綿)は、冬は保温性があって暖かく、夏は通気性や吸水性に優れサラサラします。1年中快適に過ごせることは嬉しいですね。
-耐久性が高い
コットン(綿)は他の天然繊維と比較すると、水に強くて耐久性が高いという特徴があります。熱にも強いので、もし洗濯してシワが気になってもアイロンがけができます。さらに、天然繊維の中でも比較的虫に食われにくいという点も魅力です。
-肌触りが柔らかい
コットン(綿)は、ふんわり柔らかなやさしい肌触り!これはCMなどでもよく目にしますよね。コットンは元々がわたなので、繊維自体が肌に触れてもチクチクしにくいのです。
最近は皮膚が弱いワンちゃんやネコちゃんも多いので、ケアしながら心地よく快適に過ごせると思います。KIBUNENKAの生地はワックスプリントで印刷されているので、初めは少しパリッとした印象かもしれませんが、使えば使うほどに柔らかく、長く愛用したくなる一品になります。
-静電気が起きづらい
コットン(綿)などの天然素材は、化学的なポリエステルやナイロン素材と比較すると約3~17倍の水分率があります。保湿性が高いことで電流を逃がしやすく、静電気が起きづらいんです。静電気私は苦手なので、とっても嬉しいポイントです。
そして、静電気が起きづらいということは、ゴミやホコリがつきにくいということにも!静電気が起きづらいコットン(綿)は衛生面でもオススメです。
🔸コットン生地のデメリットと注意点
メリットが多いコットン(綿)ですが、もちろんデメリットもあります。
-洗濯すると縮みやすくシワになりやすい
コットン(綿)は吸水性が高く、水やアルカリに強いという特徴がある半面、洗濯すると縮みやすく、シワになりやすいというデメリットがあります。
洗濯するときには、脱水後なるべく早く取り出して、縮んでしまった繊維を元の状態になるように、引っ張ってよく伸ばすように干すことで、縮みやシワを最小限に抑えられます。
お洗濯の仕方については、以前のブログ『アフリカンバティックの洗い方について』をご覧ください。
🔸KIBUNTENKAで愛用できる一品を見つけよう
コットン(綿)の魅力は伝わりましたか?
使えば使うほどに柔らかく、しかも耐久性があるので、お気に入りの一品が見つかれば、きっと長く愛用していただけます。
この機会に、おしゃれで機能性の高いキブンテンカのコットンアイテムを使ってみてはいかがでしょうか。